「川の日記」引っ越し

こんにちは。「川の地図」管理人 river です。 「川の日記」は下記へ移転しました。 http://beadriver.sblo.jp/ *過去ログも移転先へ持って行こうかと思いましたがやめて、とりあえず旧日記をそのまま残しておくことにしました。 ごらんのとおり、2012年8月…

うちの扇風機/手動と電動

うち(ボロマンション)の2階は四方にいろんな窓があるのがとりえで、風があれば窓を全部あけて、まあまあ涼しくすごせます。 あまりに暑いときはちょっとエアコンをつければ、冷気が隅々まで行き渡るステキな狭さ。 というわけで、今まで扇風機がありません…

デパート古書市/釣りと魚の本

真夏の週末にだんさんが家にいる(=釣りに行ってない)という希有な状況の下、二人で新宿の京王デパートの古書市へ行ってきました。 毎年恒例(第62回ですって!)の催し物ですが、実際にでかけるのは何年ぶりか。 電子書籍の時代でもあり、古書もネットで…

超かんたん「山形と秋田のコラボだし」

きゅうり1本はみじん切り、トマト小1個(種ごと、皮付き)は小さく角切りにして混ぜる。細かさはお好み。 野菜にしょっつるを混ぜる。加減はお好み。 昆布の小片(2cm角ぐらい)3〜4枚を混ぜ込み、冷蔵庫で半日〜ひと晩寝かせる。 山形に「だし」というおい…

簡単な夏のアテ/冬瓜三品、とうもろこしのおひたし

夏の宵によく作るお総菜、というか、酒の肴です。 ●冬瓜三品 ありふれたものですけれど。 濃い緑の皮…1ミリ程度の千切りにして、きんぴらに。 実…濃いめのだし+酒+薄口しょうゆで煮て、そのまま冷やす。 わた…種を取り除き、塩もみして水気を切り、わかめ…

太郎を眠らせ、太郎の屋根に

9日、10日と東北へ釣りにいってきました。(写真は→岩手釣行/宮城釣行) 1日目は少し雨は降りましたが、増水するほどでもなく、まあまあ楽しく釣りできました。 2日目は弱い雨が降り続いていたため、岩手から宮城へ移動し、午前中、川の様子を見て回りまし…

川の写真とGoogle+

5月最終週に飛騨高山、6月第1週に三重県へ「帰省&釣り」に行ったときの写真を、川のアルバム(Picasa)にアップしました。(「飛騨高山庄川・小鳥川支流」「三重県櫛田川水系」) なんて、わざわざ言うほどもないへなちょこスマホスナップですけど。 フライ…

ユーリのこと

1994年9月22日付日本経済新聞に掲載されたダーバンの一面広告。 意外とこんなもの取ってあったりするのよね。 先日、ユーリ・アルバチャコフ*1 ×ムアンチャイ・キティカセムの、あやしくも美しい一戦を、録画で見返す機会がありました。 忘れもしない1993年3…

要約できない、してはいけない──『菜の花の海辺から』・終章

5月10日、21日の日記に書いた 『菜の花の海辺から』(上・下)ですが、下巻の最後にある「終章」について少し。 「終章・そしてなにが残ったか──原告患者の語る四日市の戦後史──」には、四日市ぜんそく裁判の原告の一人、野田之一氏の語った言葉が、おそらく…

『美しすぎて(LIVE)』/ガロ

コアなファンに言わせると、ガロといえば Martin D-45 と高度なギターテクニック、らしいです。 専門的なことはわかりませんが、彼らのギターは私も大好き。華やかでリッチで、キレがよくて。 上のYouTube『美しすぎて(LIVE)』(「GARO LIVE」所収)で D-4…

社会的正義、行政の恥──『菜の花の海辺から』(下)

5月10日の日記で書いた『菜の花の海辺から〈上巻〉評伝・田中覚』に続き、四日市において公害がどのように規制されていったか、吉田克己教授らと行政の現場の悪戦苦闘を描いた下巻から引用。 彼[=当時の三重大学医学部教授・吉田克己氏]をつき動かしたも…

食うための経済と生きるための環境──『菜の花の海辺から』(上)

『菜の花の海辺から〈上巻〉評伝・田中覚』より引用。*1 高度成長と公害を渦中で体験してきた企業人の言葉である。それは、学者や研究者ではなく、企業人の体得した思想として大きな意味がある。私は、食うための経済と生きるための環境、その関係を決定し調…

東京電力・奈川渡ダム周辺(長野県)

東京から車で飛騨高山市へ向かう際、中央道を松本ICで降りて梓川*1 沿いに国道158号線を走ると、東京電力の「梓川3ダム」*2に出会います。 →奈川渡ダム周辺の地図(PCならスクロールOK) だんさん実家が高山市なもので、たまに通るのですが、先週、少し写真…

鉱滓ダム

先日、こんな事故がありました。 ■未処理廃水が目屋ダムに流出(2012年4月16日付東奥日報) 県は15日、西目屋村砂子瀬にある旧尾太(おっぷ)鉱山の廃水処理施設で、マンガンや亜鉛などの重金属を含んだ未処理の廃水が流出し、目屋ダムのダム湖に流れ込んで…

酔っぱらい和え

通りすがりに街角の物産展をふと見たら、酒粕発見。それも味噌状の。 無造作にビニール袋(一重)に入れてあるだけなので、手に取るといい香りがします。 会津喜多方の「峰の雪」というお酒の粕だそうです。もちろん即座にお買い上げです。 というわけで、酒…

「発電」という「目的」

震災以来、再生可能エネルギーって言うのかな、小水力発電みたいなのがトレンドです。 おおむね前よりはいい傾向なのかもしれません。メガソーラーとか、わけわかんない事業もたくさんありますが、まあそれも過渡期として。 が、「発電」が、変な錦の御旗に…

I Like It Like That / Hot Chelle Rae

「トゥナーイ♪トゥナーイ♪ って曲がほしいんだけど」 という、だんさんのリクエストにより、SoundHoundで検索してお取り寄せした1枚。 おぢさんはダウンロード1曲買いなどしないので、アルバムCD買いです。 ちなみに「トゥナーイ♪トゥナーイ♪」は2曲目の「To…

おばちゃん用簡単スマホ

昨年暮れ、ガラケーからスマホに替えました。 auが、「タダでくれてやる」と言うもんですから。 今さら写真出すほどの最新機種ではないんですけどね。 珍しいクレイドル付き(コネクタ開閉しなくてすむから防水性能キープのためにはよさげ)。ケーブルもサー…

Googleドキュメントでアンケートフォーム

わけあって、アンケートフォームが必要&しかも時間がない、という状況に。 一から書いていく…と、私のことだからモタモタするしなあと、どこかにテンプレみたいなのがないか探しました。 しかし、カスタマイズが面倒だったりエラーになったりで、なかなか「…

『奇蹟』中上健次

たまたま古書店で見つけた『奇蹟』を、このあいだから読み始めました。再読です。 某週刊誌に連載中は小学生になったばかりでしたから(嘘)、ずいぶんと久しぶりです。 冒頭近く、産婆のオリュウノオバが、タイチを取り上げる場面。 …女の腹を蹴って生まれ…

川ニュースの見出しに悩む

川に関するニュースなどをツイートするとき、迷うことがあります。 自分のメモ代わりでも、人目に触れますから、多少考えます。 ニュースソース*1や地域の表示*2がわかりにくいこともありますが、一番の問題は、見出し。 記事のタイトル、あるいはヘッドライ…

イワナの謎を追う

動物生態学に基づき、北海道のアメマスとオショロコマを中心に、棲み分けや競争について考察…とか言うとカタイですが、生き生きとした好奇心でいっぱいの著者の人柄がにじみ出て、とても楽しい読み物になっています。 1984年初版の古い本ながら、まったく古…

ゆく河の流れは絶えずして─「動的平衡」

生命は「ゆく河の流れは絶えずして しかももとの水にあらず」みたいなものだという話が書いてある本。ソトコトなどに連載されたものをまとめたものだそうです。 文章中に「ゆく河の…」*1が出てくるわけではありませんが。 著者は、軽く読める科学読み物が上…

鳥羽式鰹節削り機

田舎へ帰ったときは、「きよしや」さんという鰹節店に寄り、鰹節を買って帰ります。 自分で好きなのを選び、重さを量ってもらいます。 20センチちょっとの大きさで1000円ぐらいかな。これは去年の写真。 東京へ持ち帰るため荒節を買いますが、店頭では削りた…

「球磨川川辺川流域でダムが無くなりつつある理由」

先日、熊本県で行われた川辺川住民団体による新年会で採択されたアピール文を、某MLから転載します。*1 「球磨川川辺川流域でダムが無くなりつつある理由」が、胸を打ちます。 新春アピール 私たち、球磨川川辺川の流域住民はこれまでダムによらない治水対策…

The way we were.

八ッ場ダム継続を伝える読売新聞のニュース「待ちわびた前進に拍手/八ッ場建設継続」に、京都大学名誉教授の今本氏の言葉が載っていました。 今本氏は、「ダム検証のあり方を問う科学者の会」の共同代表でもあります。 前田国交相と大学の同級生で、ダム建…

平家物語(四)

来年のNHK大河が平清盛だと聞いて、なんとなく久しぶりに平家物語を持って出ました。 平家物語好きなんでついつい……講談社学術文庫(底本は覚一本)、「信連」の段がある4巻目を。 信連なんて、ドラマには出てこないだろうなとは思いますが。 高倉宮を警備す…

ちょっと思い直し

おととい書いた川の本のこと、「待てよ」と、少し思い直しまして。 新たにある川の「自然」の項(建設省担当部分)を読んだところ、この著者は、地勢、気象などの、いわゆる「自然」部分と、「治水」の部分とをきちんと分け、整理して書いてました。用字の誤…

体裁・成果・権威

よく誤字を見つけるタチです。 見ようによってはいやな性質で、特技と言うつもりはありません。一種の職業病だと思います。 仕事以外なら「見つけてもさらっと流す」普通の対応をします。 個人が個人の立場でネット上に書くものなどは、たいていの場合、誤り…

飯豊のナラ枯れ

ナラ枯れ*1 のことを少し。 ナラ枯れについては時折、県ごとに「昨年より増えた」「急減した」「隣県から被害が近づいてきた」等の調査結果が発表されます。 でも、移動自由な虫が媒介するものですから、行政区分に意味はありません。 どこの都道府県にとっ…