おばちゃん用簡単スマホ

昨年暮れ、ガラケーからスマホに替えました。
auが、「タダでくれてやる」と言うもんですから。
今さら写真出すほどの最新機種ではないんですけどね。



珍しいクレイドル付き(コネクタ開閉しなくてすむから防水性能キープのためにはよさげ)。
ケーブルもサービスで付けてくれました。
ボタンのあたりがなんとなし「簡単」っぽいデザインですね。
写真は「auケータイ探検隊」からの借り物です。


韓国製のMIRACHという、おばちゃん用簡単スマホです。
「初心者でも使いやすい」云々って宣伝文句、要はそういうことでしょ。
それぐらいは、おばちゃんにもわかるのよ。
ユーザーはイ・ナントカっていう韓流スターの壁紙をダウンロードできるってことからも、わかるのよ。


7月までは、800MHzケータイを使う予定でした。
持ち歩きものはPalmでできる程度のことができればよくて、スマホには興味なかったんです。
長年のMac使いですが、iPhoneも同様です。


PalmHyperCardの頃のMacのごとく、フリー(これはタダという意味じゃないです)な楽しさが多少でもあるならば、OSがAndroidだろうと何だろうとかまいません。
Palmインターフェイス作ってたマティアスなんたら氏がGoogleへ行ったという話も、ちょろっと覚えてましたし。


また、「タダでやるんだから文句言うな」的なスペックなら、やはり替えなかったでしょう。
しかし、この簡単スマホ、OSのアップデートはなさそうだけど、そこそこのスペックで「防水・防塵」「サイズ小さめ」。
だったらもらってあげてもいいかなと・・・手は小さくても態度は大きいですね。
川へ持ってくならG'z oneの赤かな、ちょっと大きいけどな、なんて考えてたもので。
いや、色は関係ないですけど。


お正月に半日かけて、めでたく「電話かけられるPalm」みたいなモノになりました。
なつかしのGraffitiも入れました。
よく「『ふんふん♪ふふ〜ん♪』っていう曲がほしいんだけど」って言ってくるだんさんのために、SoundHoundも入れました。*1


しかしこういうの作ってる人、「簡単」ってどんなことだと思ってるんでしょう。
この機種の場合、うにゃうにゃ動かない、自由度の低いメニュー画面に切り替えられること?らしいのですが。
慣れない人が使うなら、誰かが設定してあげなければ、意味なさそう。
アプリにしておいて、必要な人が、こそっと入れればいいんじゃないでしょうかね。
プリセットしちゃうから「簡単スマホ」とバカにされ、気の若いおばちゃんたちに嫌われてそうです。


おばちゃんたるもの、必ず気は若い。だからこそおばちゃんなの。
そのへんがわかってない気がしますよ。


そういえば今朝、表通りの美容室の店先に、こんなポスターが貼ってありました。

これからは、「年齢不詳」が新常識!!


これこれ、これぞおばちゃんスピリットですよ。

*1:たまにStreamRipperが間違える、曲名・アーティスト名の検索にも使えますね。