釣りと引っ越し・その後

引っ越しから2週間、部屋はすっかり片付いて・・・ないんだなこれが。 9月17日午前中に引っ越し作業。 当日午後からは、手伝ってくれた友人たちと一杯飲んで終わり。 翌日から2日間はだんさんが仕事だったり、いろいろあって、ちょこちょこ片づけただけ。と…

釣りと引っ越し

引っ越しすることになりました。 いまの住まいに不満はなかったのです。が、一番の魅力だった「眺め」がいまいち残念な状態になったので。 こういうとき、借り住まいはお気楽です。 しかし時は9月。禁漁を目前にして釣り人の気持ちがあせる季節でもあり。 思…

進歩ということ

官僚にやさしそうな方が次期総理大臣になると決まった今日、*1 タイミングよく、関東甲信越のNHKでこんなニュースが流れました(ネットにニュースがまだ出てないので、記憶に頼って書いてます)。 八ッ場ダムの検討会が開かれ、他の治水方法に比べてダムは10…

「ああ、この身はわたしじゃない」

確か6月末あたりから読み始めた『市民社会とは何か』を、まだ読んでいます。あと少し。 しかし近頃、本を読むたびに感じることは、自分の教養の土台が泣けるほど貧弱である、ということ。いや、教養なんか、ほぼなかったんだな。幻想だった。 この本一冊を読…

伊良部氏の死

悲しいので、2005年の阪神優勝翌日に某所へ書いた駄文を掘り出してきました。 悲しいんです。 ■阪神優勝とあの人 阪神が優勝した。とはいえ、とくに阪神ファンではない。野球自体も、おもしろいゲームはおもしろいなーと思って観るが、つまんないと観ない。…

Howlin' For You / The Black Keys

シンプル(2人ユニットだからというのではなくて)だけど、何か「根が強い」感じの音。 「Brothers」収録。

三陸のあやしい釣り人

あれは3年前(嘘)、大学生になって最初の夏休み、東北一周野宿旅行をしたときのこと。 三陸の小さな漁港近くで釣りをしていた、中学生ぐらいの少年に出会いました。 「何釣ってるの? 釣れた?」と話しかけましたが、シャイなのか、警戒してか、うなずくば…

Dakota / Stereophonics

I don't know where we are going now.... 青春の美しさにじんとくる1曲。 なんでDakotaなのかはよくわかりません。 「Language, Sex, Violence, Other?」収録。

市民社会とは何か

震災後、ネット上で「市民」という言葉がやな感じで使われる場面をちょいちょい見かけます。 今後この国の人が「市民」意識が持てるかどうかって、かなり重要だと思います。 その時期に、この嫌悪感はなんなんだか。 使われ方として、よそもの嫌いにも通じる…

東北へ行こう

今月発売のフライの雑誌93号の特集は「東北へ行こう」。読者の寄稿特集です。それぞれの東北への思いが寄せられていました。 私も寄稿…は思いとどまりました。大震災以来、涙もろくてですね(というか元々泣き虫)、東北の川のことを書き始めたら、ひと様が…

藤沼ダムの決壊について

3月21日の「川の日記」で、東日本大震災で決壊した福島県の藤沼ダムについて、「ほとんど堰みたい」なんて書きました。 これ、まるでちっちゃい段差程度、みたいな印象を与えそうです。 が、改めて考えたら、高さ18.5mって、決して小さな構造物ではありませ…

公共事業のはじっこ

だんさん実家の所有地のはじっこが、お国の公共事業のはじっこにひっかかることになりました。 これ聞いた人は例外なく「えっ、じゃあ、補償金ガッポリ?」って話に。 そんなうまい話じゃありませんて。 まったくの他人事なら、私もそう思うだろうけど。 「…

A Concert At The White House / Pablo Casals, Alexander Schneider, Mieczyslaw Horszowski

1961年、ケネディのホワイトハウスでカザルスが行った演奏の録音盤として超有名。 音は悪いですが、84歳のカザルスが、故郷への抑圧に対して「自分にできること」を精一杯やった、その記録です。 『鳥の歌』ばかりが有名ですが、他の曲も入魂の演奏です。 実…

Panic Switch / Silversun Pickups

最初に耳を奪われたのは、Nikki のベースでした。 Swoonに収録。同アルバムの中では「Substitution」も好きです。ミーハーです。

石狩挽歌/憂歌団

「知ってるかい?」に収録。 これはカバーで、オリジナルは北原ミレイです。 しかし、「オンボロロ オンボロボロロー」と書いたなかにし礼は本気ですごい。まさにブルース。 →『石狩挽歌』の歌詞(うたまっぷ)

シルバーぴかぴか実験

銀製品のイヤリングが黒ずんでたので、ぴかぴかにしてみましたよ。 ただし、石が付いてるものは割れたり変質したりする可能性があります。 めったに使わなくても、黒ずんでちゃかわいそうだし、 大事なひとからプレゼントされた思い出の品だし。…女友達だけ…

よそもの嫌い

昨夜、たぶんNHKで『イージー・ライダー』を紹介する番組をやっていて、その中で高橋源一郎氏が、アメリカ南部の、よそもの(外部からやってきた知識人、社会改革のムーブメントなどの異質なもの)に対する憎悪の話をしてました。 「外からやってきて、現在…

Comes as you are / Nirvana

今日はネットラジオで聞きました。

Hallelujah / Jeff Buckley

新しいカテゴリ作りました。聞いた音楽をちょっと書いておく、みたいな。 #nowplaying ハッシュタグ付けて twitter に書く手もあるけれど、ガラケーだしリアルタイムじゃないから…って、変なとこきちょうめんです。 「Grace」収録。Leonard Cohen のオリジナ…

閉じた本/青い野を歩く

近頃読んだ本で、思い出せた2冊。 『閉じた本』は語りの詐術でサスペンスを誘うタイプだから、叙述トリックミステリの一種かもしれません。 が、元祖『アクロイド殺人事件』などに比べると、いまひとつ低レベルな感は否めない、と思います。 簡単に裏が読め…

人のふりを見たか

東日本大震災後直後からしばらくの間、さまざまなメディアに、大量・雑多な情報が一気に流れました。 その流れに翻弄されつつ思ったのは、真偽不明な情報の洪水って、とにかく精神衛生上よくないということでした。 あたふたしちゃうんですよ。人間ができて…

川の流れるところ

たまには川のこと。川の日記ですし。 用事あって飛騨高山のだんさん実家へ出かけた帰り、庄川の支流で、半日ばかり釣りをしてきました。 東海、近畿のフライマンに人気の川だそうです。なるほど、いい感じで石があり、開けてて、フライ向きかもですね。 震災…

灯台守の話

これはまさしく物語、としか言いようがない物語。「物語」のない「小説」にあまり興味のない私には、思いがけず出会った御馳走のようでした。 あらすじは…母を失って灯台守のところへ少女シルバーが…なんて、語るのがむなしい気がします。なんでかな。 物語…

「お客様は神様です」

先日、だんさんがザッピングしてたテレビにたまたま三波春夫が映り、ちょうど『俵星玄蕃(たわらぼしげんば)』*1 の大詰めあたりだったので、見させてもらいました。 →YouTube「俵星玄蕃フルバージョン」 普段は Alternative Rock とでも言うのか、そんな音…

グレイス・ペイリーの短編集2冊

村上春樹氏がぞっこん惚れ込んで翻訳したという、アメリカの女性作家の短編集2つ。村上作品を読んだことがない私には「なるほど」と思うことはできませんが。 『人生のちょっとした煩い』の方は面白かったですよ。これといったことが起こるわけじゃないけど…

荒野へ

近頃、文明とか経済とか科学とかをぼーっと考えてて、なぜかこの本を思い出しました。ずいぶん前に読んだ本です。 簡単に言うと、アメリカの裕福な家庭に生まれ育った青年が、大学卒業後、突然アラスカへ放浪の旅に出て、最後は餓死した、というノンフィクシ…

岩手・宮城内陸地震と荒砥沢ダム

ふと思い出したので、岩手県二迫川(にはさまがわ)、荒砥沢ダム上流の岩手・宮城内陸地震(2008年6月14日発生)による大規模地すべりについて書いた、2010年11月25日の日記*1の補足を少し。 荒砥沢ダムの概要と、上流の地すべりの規模は以下のとおり。 ●荒…

川、あの川

「川の地図」の水位雨量ページは、宮城県気仙沼地方を終え、西部大崎地方を作業中です。相変わらずのろのろです。 いくつかの観測所が津波に流されたり強い揺れの影響を受けたりして、異常値・欠測が出ているようです。 それでも、このまま淡々と続けようと…

統一地方選

4月10日投票の、各県の知事や政令指定都市の市長を決める選挙が、昨日でしたっけ、告示されました。 選挙やってる場合じゃないと思うけど、やることになっちゃいました。 選挙のたびに一番に願うことは、争点や個々の候補者はさておき、 「棄権しないでほし…

福島県いわき市個人の救援物資受付

福島県いわき市が、東京・田町駅近くの港区スポーツセンターで個人からの救援物資を受け付けています。きょう日曜日も18時まで受け付けています。3月31日までです。 大きな地図で見る 場所は上の地図のとおり駅のそばです。箱詰め等不要で、少しの物でも持っ…