身体にきく―「体癖」を活かす整体法




野口晴哉の整体理論に基づき、自分で自分の体の癖を知り、調子を整える術をわかりやすく説いた本。野口晴哉の本は読んでもいまいちわかりにくかったりするので、これはよい本だと思います。*1


仰向けに寝て腰椎を整える動作など、就寝前にやると、明らかに寝起きのすっきり感が違います。簡単なのでちょいちょいとできるのもいい。おすすめです。


この動作、いつかテレビで見たのですが、雨で山小屋に足止めされた登山家の田部井淳子さんが、寝転んで漫画読みながらやってた動きにそっくりなんですよね。おそらく田部井さんは股関節の動きをよくするためにしてたんでしょうけれど。






昔読んだ本ですが、とても良い本だと思うのでついでに。野口晴哉その人の著書です。


これを読んで、風邪にも引き方があるんだと目からうろこが落ちました。以来、風邪を引いたときは素直に風邪を引き、素直に経過させることで、重症にはならない上、治ってからの調子がいいです。


上の体癖の本もそうですが、自分で自分の体に聞くことって大事だなと思う今日この頃。

*1:整体入門など参照。