二酸化炭素温暖化説の崩壊




10ページ目にして、「実は、この日本に生きている九九パーセントの人は、気象庁が公表して、インターネット上で『誰でも調べることができる』気温データを調べたことはない」という一文が登場。ここでおやおやと思いました。
99パーセントって???


内容的には、クライメイトゲートなど、さほど目新しくない話が取り上げられています。
しかし、読むのが途中でいやになるほど、全般に、論理展開が強引かつ大ざっぱな印象。*1


どうも「二酸化炭素による温暖化を理由に原発を推進しようとする人々に噛み付くために、二酸化炭素による温暖化から否定してしまおうという意図で書かれた本」のようです。

*1:そういえば「日本の大河である一級河川は一〇九ある。北から南まで、天塩川渚滑川・…(略)…・肝属川」という記述もありました。一級河川として指定されている水系は確かに109ありますが、大きな川だから一級河川なのではありません。